高齢化社会の現状

 日本は2000年から世界の最長寿国となりました。死ぬまでに4人に一人は2年間、3人に一人は一年間、ほぼ半数の人が半年は寝たきりになるといわれ、長期のケアは人ごとではありません。

 日本の21世紀は大量死の時代、多死社会であり、しかも老いて死ぬ時代と言われているのです。

 1997年、日本の高齢化率は7%を超え、高齢社会となりました。1995年には高齢化率は14%を超え、超高齢化社会となりました。7%から14%になるまでの年数はわずか24年です。高齢化率のスピードが日本の次に速いドイツは45年かかっていましたから、日本の高齢化率のスピードは、深刻な社会問題であることがわかります。もちろん、現在も高齢化率は速いスピードで進行中です。

2014年は4人に1人が高齢者の社会が、2025年には3人に1人が高齢者の社会へ

2014年は4人に1人が高齢者の社会

2025年には3人に1人が高齢者の社会へ